軽自動車の歴史について
1980年代に、時の運輸大臣(名前は忘れましたが)が渋滞した高速道路で「たくさんの車がいるがほとんどが1人しか乗っていないので、もっと車が小さかったら渋滞も少しはマシになるかも知れない。」と考え付き、軽自動車の税金を安くすることを提案されたと聞いています。
その税金のメリットと、488,000円という安さをアピールした「スズキ・アルト」が爆発的に売れて、軽自動車といえばスズキというイメージまでできてしまいました。
実際その当時のスズキ自動車のシェアは45%〜50%にまで上っていました。
この数字は、もはや軽自動車業界では独占といっても良い状態でした。
経済の状態がよく、セカンドカーを所有し、もっと言えば1人1台所有することが当たり前になるようになったのも「スズキ・アルト」のおかげです。
しかし、この「スズキ・アルト」は設定金額に車を合わせていったもので、装備品はすべてオプションという極端なものでしたので、走るだけでは満足できないというニーズからだんだんとグレードアップしたものも製造されだし、ターボチャージャーまで装着された車まで登場しました。
こうなると、軽=スズキ=アルトの図式は崩れ、日産など普通車のメーカーの参入や、他の軽メーカーの新車種の販売によって、ユーザーの分散が始まりました。
女性ドライバーが増えてきた原因にこういった軽自動車の普及によるものが大きく関わっています。
最近では18才以上の免許証取得率は100%に近くなっています。